非正規雇用80%と言われる業界
新規採用からしばらく
"知ろう・覚えよう!"という意思が強い間のアプローチで何が起こるかを考えたことがありますか。
たった3日で数年後が変わることがあります。
履歴書不要という採用方法も選択できるようになりましたね。
飲食業で採用業務を行っていた当時、学歴や資格は実質必要ありませんでした。
一般の採用にも、家庭のため子育てのためなどは「書いてあること」の中で定番でした。
内訳を引き出すと、推し活、いつかの夢のため、本業以外の自分手当、転職を考えている間、も含めて様々理由が含まれています。
"自分のためになる、働く目的"が明確であるかどうかは割と大事かもしれません。
ご存じの通り。
面接で伝わることは、お互いほんの少しだけ。
どんな自分を想像して面接に来ているかはとても大切にしたいもの。
募集時に提示しているキーワードの何に寄せられたのでしょう。
あのとき、なぜウチに応募したの?と後々になって聞いても覚えていることが多いそうです。
・間とうまくやっていけそうな気がする。
・通勤の便の良さに満足している自分。
・家庭や勉学との両立ができている姿。
・業種の魅力や先輩の姿に重ねて見る姿。
・収入で輝く私生活の充実。
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誰もが最初から仲間意識を持って会社のために信念や目標に賛同できているわけではありません。
とある店長の話
教育担当は置きながらも、採用してもなかなか続かず辞められてしまうことが多かったんです。
1、2日で辞めてしまったり。
そこで出勤初日から3回のシフトまでは必ず最優先で予定を合わせて巡回しました。
「顔を見に来たよ」「この時間にいたら会えると思って。頑張ってね。」と声をかけます。
常勤の場合は、待っていたよ。ここしかないけどここにいたら来ると思って。かもしれませんね。
今回の採用が心配なのではなく誰に対しても3回は会いに来ると決めているんです。とも公開します。
実際、実行してみると長期継続してくれる方ばかりになりました。
ほんの少し、心理的安全を感じるだけで"慣れるまでの歩み方"が変わるのかもしれません。
*数時間勤務する中のいつでも良く、あなたに会うためだけに来た。ということが言葉でわかるように。もちろん、偵察のような面持ちや厭らしい危なっかしさは恐れます。手短に。爽やかに。
声のかけ方は人と状況にもよりますでしょう、
先輩も新人も、どちらも信頼しています。というメッセージを必ず含めて会いに行きます。
そういうのが照れ臭い!という場合は、無表情や営業用スマイルでもいいんです。
まずは行動に移すことから。

夏休み、進級進学、子供の進級進学、就職活動、介護や通院、家族の勤務状況。 人によっては一年の間に何度も生活パターンが変わることがあります。
採用時に見聞きした初心を雇用側が心に留めておく
最初にこういうことがしたいと言っていたね、今はどう?
覚えられるか心配といいながら、たくさん覚えてきたね。まだ自信が持てないことはあるかな。
あんなふうになりたい。と言っていた姿に、私からはもう見えているよ。
ずっとそのために稼いできたんだよね、応援するよ。
もしかしたら「頑張っていることを答えたくなる」かもしれません。